フィルミーノ退団、イオタ加入
ユルゲン・クロップは今季、ロベルト・フィルミーノの代わりにディオゴ・イオタを選択。
特に、より効果的な攻撃的オプションを探していたクロップにとって、今シーズンのディオゴ・イオタの活躍は期待に応えるものだったようで、ここ2シーズンのフィルミーノのゴールは一桁にとどまりました。このポルトガル人選手は今シーズン、すべてのコンペティションで14ゴールを決め、ゴール数ではフィルミーノの倍。
イオタの現在のシーズンパラメータとフィルミーノを比較すると、全般的なパフォーマンス、特に攻撃的なパラメータではイオタに大きなアドバンテージがあるようです。下の図は、2021-2022年シーズンにおけるイオタとフィルミーノの攻撃的パラメーターの比較。
新モデルのファビーニョ
リヴァプールと契約して以来、最高の得点力を発揮しているブラジル代表MF。2018年夏に移籍したマージーサイドのチームで、今季はファビーニョの攻撃パラメーターが大きく向上。
ファビーニョの成長を理解するために、2019/20シーズンの攻撃パラメーターと、リバプールで2番目に生産的なシーズンと思われる今シーズンを比較しました。
*写真左は2021/22シーズン、右は2019/20シーズンのスタッツ)
ファビーニョは強力な守備的プレーメーカーから攻撃的な武器に変身し、攻撃的な有効性を非常に効率的かつ正確に使い始めました。このブラジル人選手は、シュート精度、攻撃アクション、ゴール、アシスト期待値などのパラメーターにおいて、特にサードゾーンでのアクションで、2019/20シーズンのパフォーマンスデータをすでに上昇させています。
今季リーグ戦で58ゴールを挙げたリヴァプールは、第23節時点でユルゲン・クロップ監督の下、ゴール前では最も成功したシーズンを送っています。もちろん、この状況には様々な要因が影響しています。しかし、ファビーニョやイオタといった選手への細かいタッチが、チームの数字とパフォーマンスに大きな影響を与えたと言わざるを得ません。
